原付バイクを自分で廃車にする具体的な方法とその手順

原付バイクを自分で廃車にする方法

古くなって要らなくなった原付バイクは素人でも自分で廃車にすることができます。

原付バイクには原付一種(50cc以下の白色のナンバー)と原付二種(51~125ccの黄色やピンク色のナンバー)がありますが、どちらともナンバーに記載されている管轄の市区町村役場や税事務所などで抹消登録(申請費用は無料)することができます。

原付バイク本体は近所の解体業者に引き取ってもらうのが一般的で、解体屋さんまで持ち込むことができれば無料で引き取ってもらうことができます。

今回は、そんな原付バイクの廃車手続きを自分で行う具体的な方法について、ステップごとに詳しくお話していきます。

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  1. 原付バイクのナンバー登録制度について
    1. 原付バイクにかかる税金
    2. 廃車手続きの申請場所
  2. 廃車手続きの大まかなな流れ(自分で行う場合)
  3. 原付バイクを引き取ってくれる解体業者(スクラップ屋さん)を探す
    1. 原付バイクの引き取り料金の相場
    2. 近所の解体屋さんの探し方のコツ
  4. 解体業者に原付バイクを持ち込んで引き取ってもらう
    1. 原付を引き取ってもらうために必要なもの
    2. 車両を解体業者まで運ぶ
    3. ナンバーや自賠責保険のステッカー、登録書類を取り出す
    4. 解体屋さんの受付で書類に記入し、車両を引き渡す
  5. 書類上の廃車手続き(抹消登録)に必要なものを準備する
    1. 標識交付証明書
    2. ナンバー
    3. 軽自動車税廃車申告書兼標識返納書(役所で無料でもらえる)
    4. 身分証明書(運転免許証など)
    5. 印鑑
  6. 役所での抹消登録手続きの具体的な方法とその手順
    1. 市町村の役場の窓口に行く
    2. 準備しておいた書類とナンバーを提出する
    3. 申請書類に記入する
    4. 廃車申請受付書を受け取る
  7. 自賠責保険の解約手続きを行う(残りの期間分の返金を受ける)
  8. 自分で原付バイクの廃車手続きを行うメリット・デメリット
    1. 【メリット】自分のペースで廃車手続きを進められる
    2. 【メリット】廃車にかかる費用を最低限に抑えることができる
    3. 【メリット】自賠責保険料を返金してもらえる
    4. 【デメリット】不動車や自賠責保険切れの車両を解体業者まで運搬するのが大変
    5. 【デメリット】夜間や休日は解体業者や役所が閉まっていて廃車手続きが進められない
  9. 原付バイクの廃車手続きに関するQ&A
    1. Q.エンジンがかからず動かなくなってしまった原付バイクを処分するにはどうすればいいですか?
    2. Q.市外県外で登録されている原付バイクの廃車手続きはどこで行えばいいのですか?
    3. Q.家族名義の原付の廃車手続きはできますか?
    4. Q.標識交付証明書をなくしてしまったのですが、どうすればいいですか?
    5. Q.盗難にあったバイクの廃車手続きはどのように行うのですか?
  10. 最後に一言
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原付バイクのナンバー登録制度について

原付バイクを自分で廃車にする方法

原付バイクを公道で乗るためには、役所でナンバープレートを取得して取り付け、自賠責保険に加入しステッカーをナンバーに貼りつける必要があります。

ナンバープレートなし(無保険など)で公道を走行した場合、番号標表示義務違反や無保険車走行で反則金や減点の対象となります。

ナンバープレートを取り外さずに(廃車手続きせずに)自宅保管しているだけという場合、自賠責保険が切れてしまっていても公道を走行しなければ特に問題はありません。

ただし、廃車手続きを行わない限り、毎年春頃に軽自動車税(2000~2400円)を支払い続ける必要があります。

原付バイクにかかる税金

原付バイクの場合、4月1日時点に登録されている車両の所有者に対して、軽自動車税が課税されます。

  • 50cc以下;2000円(年額)
  • 51~90cc;2000円(年額)
  • 91~125cc;2400円(年額)

原付バイクを手放す場合、3月31日までに役所で抹消登録手続きを行うことで、税金を節約することができます。

廃車手続きの申請場所

バイクはエンジンの排気量によって、廃車の申請手続きを行う役所が変わってきます。

  • 原付バイク;市区町村役場または税事務所(都市部の場合)←今回はこちら
    →50cc以下(白色のナンバープレート、原付一種)
    →51~125cc(黄色やピンク色のナンバープレート、原付二種)
    ※登録のみで車検なし
  • 中型バイク;軽自動車検査協会
    →126~250cc
    ※登録のみで車検なし
  • 大型バイク;陸運局(運輸四国)
    →251cc以上
    ※登録と車検が必要

なお、こちらで行う廃車手続きは書類上だけのものとなりますので、申請手続きの際は車両本体を持ち込む必要はありません。

車両本体の処分については、解体業者(スクラップ屋)に持ち込んだりするなど、別途検討していく必要があります。

廃車手続きの大まかなな流れ(自分で行う場合)

原付バイクの廃棄処分作業は、「原付バイク本体の処分」と「書類上の廃車手続き」に分かれます。

自分で原付バイクを廃車にする場合の大まかな流れは以下の通りとなります。

  1. 車両を引き取ってくれる業者(解体屋さん)を探す
  2. 実際に車両を解体業者に持ち込む(無料引き取りのことが多い)
  3. 廃車手続きに必要な書類を準備する
  4. 役所で抹消登録手続きを行う(無料)
  5. 自賠責保険の解約手続きを行う(保険期間が残っている場合)

原付バイクを引き取ってくれる解体業者(スクラップ屋さん)を探す

原付バイクを処分するための第一ステップは、原付バイクを引き取ってくれる解体業者(スクラップ屋さん)を探すことから始まります。

一般の人はあまり解体屋さんに馴染みがないと思いますが、「自動車の廃車買取しています!」というような看板のあるところなら原付バイクの引き取りも行っています。

原付バイクの引き取り料金の相場

原付バイクの廃車料金は、原付バイクを持ち込んだ場合は無料で引き取ってくれることが多く、解体屋さんに家まで引き取りに来てもらうと有料になる事がほとんどです。

  • 原付バイクを持ち込み
    →無料で引き取ってくれることが多い。鉄くずスクラップや中古パーツ販売で収益を上げている。
  • 原付バイクの回収を依頼
    →有料となる。業者によって金額は様々なので事前に見積をしておいたほうが良い。
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近所の解体屋さんの探し方のコツ

近所の解体屋さんを探すコツは、WEB検索で「地域名 廃車買取」などと検索するのがいいでしょう。

ここでのポイントは、原付バイクをどうやて持ち込むか、持ち込んだ後にどうやって帰るのかということも想像しておくことが重要です。

例えば、原付バイクを持ち込んだ後に歩いて帰る場合、あまりにも遠いと大変ですが、電車やバスなどの公共交通機関を利用できる場合は、多少遠くても大丈夫でしょう。

また、原付バイクが不動車でミニバンや軽トラなども持っていない場合、原付バイクを解体屋さんまで押していく必要がありますので、この場合は解体屋さんまでの距離がとても重要になってきます。

バイクを積んで運べる車がある場合は、解体屋さんまでの距離はそれほど重要ではなくなりますので、少し広い範囲で検討していってもいいでしょう。

解体屋さんを探す場合は、このような点も考慮して、原付バイクの処分費用について聞き込みを行っていきましょう。

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解体業者に原付バイクを持ち込んで引き取ってもらう

原付バイクを引き取ってくれる解体業者が決まったら、次は原付バイクを業者に引き渡すステップに移ります。

原付を引き取ってもらうために必要なもの

解体屋さんでバイクを引き渡す際に本人確認のための運転免許証が必要です。

また、書類への押印箇所もありますので印鑑(認印でOK、シャチハタは不可)も持っていくようにしましょう。

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車両を解体業者まで運ぶ

原付バイクがまだ動く状態でナンバーや自賠責保険が残っている場合は、そのまま原付バイクに乗ってスクラップ屋さんに向かうのがいいでしょう。

今回の場合、バイクが壊れて動かなくなってしまったので、ミニバンに原付を積んで運びました。

原付バイクを車や軽トラで解体屋に運んで廃車する

車を運転できない場合は、スクラップ屋さんに相談すれば自宅まで引き取りに来てくれたりします。(有料になることが多いので要見積もり)

ナンバーや自賠責保険のステッカー、登録書類を取り出す

解体屋さんに到着したら、原付バイクを引き渡す前に、今後の廃車手続き(市区町村役場、または税事務所)で必要となるナンバーと自賠責保険のステッカー、登録書類一式を取り出していきます。

ナンバーを取り外す

解体業者の敷地内でナンバーを取り外す

原付バイクのナンバーを取り外すのにはプラスドライバーと10mmのスパナが必要ですので、事前に準備して持っていきましょう。

工具を持ってくるのを忘れてしまったという場合、スクラップ屋さんで借りる事ができると思います。

取り外したナンバーは、市区町村役場(税事務所)で行う抹消登録手続きを行う際に必要となりますので、大切に保管しておきましょう。

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自賠責保険のステッカーを取り外す

取り外したナンバーに貼り付けてあった自賠責保険のステッカーは、一番最後に自賠責保険を解約する(保険期間が残っている場合は返金がある)際に使っていきますので、捨ててしまわずに大切に保管しておいてください。

自賠責保険のステッカーをナンバーに貼り付ける

なお、取り外した自賠責のステッカーは紙などに貼り付けておくとベタベタくっつかなくていいと思います。

自賠責保険解約返金を受けるのに必要なステッカー

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登録書類一式を取り出す

原付バイクの書類はグローブボックスの中に入っていることが多い

バイクのグローブボックスやメットインボックスには、登録書類一式が保管されていると思います。

これらの書類は後ほど行う役所での書類手続きで必要になってくるものですので、忘れずに取り出しておきましょう。

解体屋さんの受付で書類に記入し、車両を引き渡す

原付バイクから必要なものを取り外した後は、解体屋さんの受付(敷地内にある事務所)に行って、バイクを引き取ってもらうための書類に名前や住所、バイクの情報などを記入していきます。

書類の書式は業者によって異なりますが、受付の人がその場で教えてくれますので安心してください。

受付が終わったら支持された場所にバイクを移動して、バイクの鍵も引き渡せば、原付バイクの車両本体の処分は完了となります。

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書類上の廃車手続き(抹消登録)に必要なものを準備する

原付バイクの車両本体の処分が終わったら、役所での廃車手続きで必要な書類を揃えていきましょう。

標識交付証明書

原付バイクを廃車にするためには、標識交付証明書と呼ばれる書類が必要です。

原付バイクの変更に必要な標識交付証明書

この書類は、以前、原付バイクのナンバーを取得したタイミングで、同時に受け取っているものです。

この標識交付証明書があれば、簡単に廃車手続きを進めていくことができます。

もし、この標識交付証明書をなくしてしまった場合は、免許証などの身分証明書と印鑑(認印でOK)を持って原付バイクを登録した市区町村の役場の窓口(廃車手続きをする窓口と同じ)に行って再発行することも可能です。

ですが、同じ窓口で再発行手続きをした後すぐにまた廃車手続きするのは二度手間になるので、一度窓口の人に事情を説明して、一度に手続きできないか聞いてみると良いでしょう。

ナンバー

原付バイクの名義変更に必要なナンバー

原付バイクを廃車にする場合、ナンバーを返却する必要があります。

プラスドライバーと10mmのスパナで簡単に取り外すことができますので、廃車手続きをする際は、ナンバーを自分で取り外して持っていきましょう。

ナンバーを取り外す際、自賠責保険のステッカーは後々、自賠責保険の返金(保険期間が残っている場合)に使いますので、剥がして保管しておきましょう。

廃車の際は原付バイクの自賠責保険証のステッカーを剥がす

軽自動車税廃車申告書兼標識返納書(役所で無料でもらえる)

軽自動車税申告書ならびに標識交付申請書

原付バイクの廃車手続きでは、軽自動車税廃車申告書兼標識返納書という書類が必要です。

この書類は廃車手続きを行う市区町村の窓口で無料でもらうことができます。

書類の書き方については後ほど詳しく説明しますが、窓口の人に聞いても色々と教えてくれますので、心配しなくてもOKです。

身分証明書(運転免許証など)

身分証明書

原付バイクの廃車手続きを行う場合、窓口で身分証明書を見せくださいと言われることがありますので、免許証などの身分証明書を持っていくようにしましょう。

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印鑑

原付バイクの自賠責保険の解約返金に必要な印鑑(認印)

先ほどお話した窓口で貰える「軽自動車税廃車申告書兼標識返納書」には、印鑑を押す場所があります。

認印でOK(シャチハタは不可)ですので、忘れずに持っていくようにしましょう。

なお、原付バイクの廃車手続きは手数料無料の場合が多いですが、稀に手数料が必要な場合がありますので、一度窓口に問い合わせてみてください。

役所での抹消登録手続きの具体的な方法とその手順

ここからは市区町村役場(都市部の場合は税事務所の場合もある)で行う原付バイクの具体的な廃車手続きの内容についてお話していきます。

市町村の役場の窓口に行く

同じ市区町村内で原付バイクを譲渡するなら名義変更

原付バイク(原付一種;50cc以下の白色ナンバー、原付二種;51~125ccの黄色またはピンクナンバー)の廃車手続き(抹消登録という)は、ナンバーに記載されている市町村役場、または税事務所(都市部の場合)で行うことができます。

まずはそこに行って、「原付バイクを廃車にしたいのですが・・・」と窓口の人に話しかけましょう。

すると、原付バイクの廃車手続きができる窓口にあんなしてもらえます。

準備しておいた書類とナンバーを提出する

原付バイクの廃車手続きができる窓口についたら、廃車手続きに必要な書類を提出します。

原付バイクの廃車手続き(抹消登録)で必要な書類

必要なものが揃っている場合、運転免許証等で本人確認が行われ、本格的な申請手続きに進んでいきます。

申請書類に記入する

原付バイクの廃車手続きに必要なものが一通り揃っているのが確認できたら、先ほどお話した軽自動車税廃車申告書兼標識返納書がもらえます。

軽自動車税申告書ならびに標識交付申請書

申請書を受け取ったら、窓口の人に聞きながら、氏名や住所、登録する原付バイクの情報(標識交付証明書に記載の内容)を記入していきましょう。

申請書の書式は地域によって様々ですが、記入する内容はほとんど同じとなります。

参考までに申請書の記入例を紹介しておきます。

軽自動車税廃車申告書兼標識返納書(記入例)

①日付

原付バイクの廃車手続きを行う日付を記入します。

②所有者、使用者、届出者

所有者、使用者、届出者の欄には、自分(原付バイクを廃車にする人)の氏名、住所、生年月日、電話番号(携帯でも可)を記入し、押印します。

役所によっては「使用者と届出者の欄は「同上」と書いておいてもらえればOKですよ~」というところもありますが、それぞれの欄の内容が同じであっても、全ての欄に省略せず記入するのがベストです。

印鑑は、三文判や認印でOK(シャチハタは不可)です。

③申告の理由

申告の理由のところは、当てはまるところにチェックを入れましょう。

今回の場合、原付バイクを廃車にする予定ですので「廃車」というところに、チェックを入れておいてください。

原付バイクの廃車手続きには「永久抹消登録」と「一時抹消登録」の2種類があります。今回は、原付バイクを完全に処分してしまいますので永久抹消登録という扱いとなります。一時抹消登録はしばらく原付に乗らなくなるけれどもまたナンバー取得する可能性がある場合の登録方法です。一時抹消登録を行えば、その期間は軽自動車税を支払わなくてもよくなります。

④種類

種類の欄は、これから登録する原付バイクの排気量によってチェックするところが異なります。

50cc以下であれば左側の一番上に、51~90ccであれば左側の上から2番目に、91~125ccであれば左側の上から3番目にチェックを入れてください。

正確な排気量は標識交付証明書に記載されていますので、そちらを確認してみましょう。

⑤標識番号

標識番号のところには、標識交付証明書に書かれているナンバーの番号を書き写しておきましょう。

⑥廃車年月日

廃車年月日のところには、廃車にしたい日を記入していきます。

基本的には、廃車手続きを行う日と同じにしておけばOKです。

⑦主たる定地場

主たる定地場は左側に記入した住所と同じ場所で保管していた場合、「1」に◯をつけましょう。

⑧車名など

赤枠内は、標識交付証明書などに記載されている内容を、分かる範囲で記入しましょう。

わからないところは、空欄のままでOKです。

⑨標識返納の有無

標識返納の有無とは、ナンバーの返却があるかどうかということなので、「有」の方を◯しておきます。

⑩廃車申告証明書

廃車申告証明書が必要かどうかということについては、自賠責保険が残っている場合、その還付金を受け取るために廃車申告証明書が必要になりますので、「保険用」というところにチェックを入れておきましょう。

廃車申請受付書を受け取る

申請書に記入して窓口の人に提出して5~10分ほど待つと、廃車申告受付書を受け取ることができます。

原付の廃車手続きが終わった後にもらえる廃車申告受付書

この書類は、この後の自賠責保険の解約のときに必要となってきますので、大切に保管しておきましょう。

原付の廃車手続きは月末や引っ越しシーズン(3月など)が混雑するため、そういった時期を避けるか、郵送手続きができる場合はそういった方法も検討してみるのも一つの手です。

自賠責保険の解約手続きを行う(残りの期間分の返金を受ける)

廃車した原付バイクに自賠責保険が残っている場合、残りの期間分の保険料を還付してもらうことができます。

自賠責保険証の下の方に記載の保険会社に廃車したことを伝えると、その後の手続の流れを説明してくれますので、それに従って手続きを進めていきましょう。

自賠責保険証に記載の保険会社

自賠責保険の還付を受ける際、先程申請しておいた廃車証明書と自賠責保険のステッカー(ナンバーに貼っていたもの)が必要になりますので、捨てずに保管しておいてください。

通常であれば、申請後2~3週間ほどで指定の銀行口座に還付金が振込まれます。

具体的な解約手続きの手順については下記の記事にまとめてありますので、ご参考まで。

>>自賠責保険の具体的な解約返金手続き方法

すでに自賠責保険の期間が切れていたり、残りの期間が少ないような場合はこの解約手続きをしなくても特に問題はありません。自賠責保険の解約手続きは自賠責保険の有効期間がまだたくさん残っている場合に、少しでも保険料を返金してもらうためのものだと考えておきましょう。

お疲れさまでした。

これで、基本的な原付バイクの廃車手続きは完了です。

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自分で原付バイクの廃車手続きを行うメリット・デメリット

自分で原付バイクの廃車手続きを行う場合の、メリット・デメリットについてお話していきます。

【メリット】自分のペースで廃車手続きを進められる

廃車手続きを自分で行う場合、解体業者に原付を搬入したり、役所で書類手続きを行うタイミングを自分で決めることができます。

買取業者などと日程調整したりするのが面倒だという場合、自分で廃車手続きを行うのがいいでしょう。

【メリット】廃車にかかる費用を最低限に抑えることができる

多くの解体業者では、自分で原付バイクを持ち込めば無料で車両を引き取ってもらえます。

また、役所での抹消手続きも自分で行えば費用はかかりません。

このように、廃車にかかる費用を最低限に抑えることができるのが自分で廃車手続きを行うメリットです。

【メリット】自賠責保険料を返金してもらえる

自賠責保険の有効期限が残っている場合、自賠責保険の解約手続きを行えば残りの分の一部を返金してもらえます。

具体的な解約手続きの手順については下記の記事にまとめてありますので、ご参考まで。

>>自賠責保険の具体的な解約返金手続き方法

【デメリット】不動車や自賠責保険切れの車両を解体業者まで運搬するのが大変

動かなくなってしまった原付バイクや、自賠責保険の有効期限が切れてしまった原付バイクを解体業者まで運ぶには、手で押して運ぶか、軽トラなどに載せて運搬する必要があります。

近所に解体業者がなかったり、運搬用の車がない場合は自分で解体業者に原付を搬入することができなくて困ってしまいます。

解体業者に引き取りを依頼した場合は、運搬料を請求されることがほとんどです。

そこで不動車や無保険車の場合は、原付バイクの買取を行っている買取業者の中から不動車でも無料で引取回収をしてくれるところを探すのがいいでしょう。

中には格安で抹消登録などの書類手続きも代行してくれる場合もあったりしますので、手っ取り早くバイクを手放したい場合はこういった買取サービスを利用するのがおすすめです。

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【デメリット】夜間や休日は解体業者や役所が閉まっていて廃車手続きが進められない

仕事の都合などで夜間や休日しか廃車手続きを進める時間が取れないという人の場合、解体業者や役所は日中しか開いていないので、手続きを進めていくことができません。

このような場合、夜間でも対応してくれるバイク買取サービスを利用するのがいいでしょう。

また、そういった買取サービスの中には格安で抹消登録などの書類手続きも代行してくれる場合もあったりします。

日中はなかなか時間が取れないという場合は、そういった夜間でも対応してくれる買取サービスを利用するのがいいと思います。

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原付バイクの廃車手続きに関するQ&A

ここからは、原付バイクの廃車手続きに関するQ&Aについて紹介していきます。

Q.エンジンがかからず動かなくなってしまった原付バイクを処分するにはどうすればいいですか?

A.動かなくなった原付バイクの車両本体の処分は、以下のような方法で行うことができます。

  • 近所に解体業者がある場合
    →手で押して解体屋さんまで運び込む(引取料は無料のことが多い)
  • ミニバンや軽トラがある場合
    →バイクを車で解体業者まで運ぶ(引取料は無料のことが多い)
  • バイクを運搬する手段がない場合
    →解体屋さんに引き取りに来てもらう(有料になることがほとんど)
    →不用品回収業者に引き取ってもらう(有料になることがほとんど)
    →買取業者に引き取り依頼する(無料になることもある)

処分したいバイクが不動車の場合は、買取業者に引き取ってもらうのが一番安上がりになることが多いですので、そちらに問い合わせることから始めていくのがいいと思います。

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Q.市外県外で登録されている原付バイクの廃車手続きはどこで行えばいいのですか?

A.原付バイクの廃車手続き(抹消登録手続き)は、ナンバーや標識交付証明書に記載されている地域の市区町村役場(または税事務所)で行う必要があります。

ナンバー登録先が遠方の場合、郵送での手続きが可能な場合もありますので、登録先の市区町村役場の市民税課に問い合わせてみましょう。

Q.家族名義の原付の廃車手続きはできますか?

A.他人名義の原付バイクでも廃車手続きを行うことができます。

ただし、他人名義の原付バイクの廃車手続きを行う場合、原付バイクを解体業者に引き取ってもらう際と、役所で抹消登録手続きを行う際のどちらとも委任状が追加で必要となります。

事前にそれぞれの受付で委任状をもらってきて、原付バイクの所有者に記入押印(認印でOK、シャチハタは不可)してもらい、手続き時はそれも一緒に提出していきましょう。

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Q.標識交付証明書をなくしてしまったのですが、どうすればいいですか?

原付の廃車手続きには標識交付証明書が必要です。

この書類をなくしてしまった場合、まず標識交付証明書の再発行を行い、その後廃車手続きを勧めていくという流れになるのが一般的です。

  1. 標識交付証明書を再発行する
  2. 廃車手続きを行う

原付バイクの標識交付証明書の再発行は、廃車手続きを行う市区町村役場(または税事務所)で無料で行ってもらえます。

再発行には印鑑(認印でOK、シャチハタは不可)と身分証明書(運転免許証や健康保険証など)が必要となりますので、忘れずに持っていくようにしましょう。

Q.盗難にあったバイクの廃車手続きはどのように行うのですか?

A.原付バイクが盗難された場合、廃車手続きを行う際に必要な標識交付証明書やナンバーがないため、困ってしまうと思います。

このような場合は、まず警察署への盗難届の届け出を行っていきましょう。

この際、盗難届に記載されている警察署名、届出人、届出日、受理番号をメモなどに控えておきます。

その後、市区町村役場で廃車手続きを行う際に盗難にあった旨を伝え、メモに控えておいた盗難届の情報を伝えれば、書類やナンバーがなくても原付バイクの廃車手続きを行うことができます。

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最後に一言

今回は、原付バイクを自分で廃車にする具体的な方法とその手順についてお話しました。

原付バイク本体の処分については、もしバイクがまだ動く場合はスクラップ屋さんは基本無料で引き取ってくれますし、市役所の廃車手続きも無料です。

はじめての人には原付きバイクの処分手続きは少し難しく感じるかもしれませんが、一つづつやることをこなしていけば、素人でもやり遂げることはできると思います。

ただ、この記事を読んでみて自分で廃車手続きを行うのは難しそうだと感じる場合、バイクの買取業者に原付バイクの買取を検討してみるのがいいでしょう。

実際のところ、車両の状態が悪い場合、無料引き取りになることが多いですが、タダでバイク本体を引き取ってくれるだけでも助かるのではないかと思います。

また、業者によっては廃車手続きも代行してくれる場合もありますので、そういった事も踏まえて一度見積り依頼をしてみることをおすすめします。

是非参考にしてみてくださいね。

それでは!

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